「受験勉強もしなきゃいけないのに、定期テストの勉強をしていていいの?」

「後期中間テストって、いつあるんですか?」

「何日前から、1日何時間くらい勉強すればいい?」

部活を引退した中学3年生と保護者の方から、この時期のみやうち塾で一番多いご相談です。

先に答えをお伝えします。

後期中間テストは、例年11月中旬〜12月上旬ごろ。
中3は、テストが終わるまで「定期テスト優先」が正解です。勉強は3週間前から始めましょう。

この記事では、後期中間テストの時期、中3が定期テストを優先すべき理由、何日前から1日何時間勉強すればいいのか、そして3週間の勉強計画表まで、川崎市の二学期制の中学校に通う中3向けにまとめました。

後期中間テストはいつ?

後期中間テストがあるのは、前期・後期の二学期制の中学校です。川崎市立の中学校は二学期制です。

二学期制と三学期制の定期テストの時期を比べると、次のようになります。

時期の目安 二学期制(川崎市など) 三学期制
5〜6月 前期中間 1学期中間
7月 ― 1学期期末
9月 前期期末 ―
10月 ― 2学期中間
11月中旬〜12月上旬 後期中間 2学期期末
2〜3月 後期期末 学年末

※例年の目安です。学校によって時期は異なります。必ず学校の年間予定表で確認してください。

中3にとって、黄色のテストは特別です。

神奈川県の公立高校入試では、中3の成績が2倍で計算されます。そして二学期制の学校では、後期中間テストの時点までの成績が、入試に使われる内申になります。つまり後期中間は、内申を上げられる最後のテストです(くわしくは「中3の内申点はいつまで?川崎市は後期中間で決まる」)。

中3は受験勉強と定期テスト、どっちを優先?

結論は、後期中間テストが終わるまでは、定期テスト優先です。理由は3つあります。

理由① 通知表1つは、入試当日の5〜7点分

中3の通知表を1つ上げると、内申点は2点上がります。これを入試当日の5教科の点数に換算すると、住吉・橘・多摩高校(内申4:学力検査6)なら約5点分、新城・高津高校(内申5:学力検査5)なら約7点分です。入試本番で5教科の点数を7点上げるのと、ボーダーの教科の評定を1つ上げるのとでは、今の時期なら後者のほうがずっと現実的です。

理由② 中3後期のテスト範囲は、そのまま入試範囲

中3の後期に習う単元は、どれも高校入試に出ます。定期テストの勉強をすることは、そのまま受験勉強にもなっています。「テスト勉強で受験勉強の時間がなくなる」わけではありません。

理由③ テストが終わっても、入試まで約2か月半ある

後期中間が終わる12月上旬から、2027年2月16日の学力検査までは、まだ約2か月半あります。中1・中2の総復習と過去問は、そこから本格的に取り組めば間に合います。

ただし、受験勉強を完全に止めるのはおすすめしません。

テスト期間中も、英単語と計算練習だけは毎日30分続ける

毎日少しでも続けておくと、テストが終わったあと受験勉強にスムーズに戻れます。3週間まったく触れないと、思い出すだけで1週間かかってしまいます。

何日前から勉強する?

一般的に、定期テストの勉強は「2週間前から」といわれます。

でも、中3の後期中間は3週間前から始めてください。

テスト 勉強を始める目安
中1・中2のふだんの定期テスト 2週間前
中3の後期中間テスト 3週間前

理由はシンプルです。

  • 内申が決まる最後のテストなので、失敗したときに取り返す機会がない
  • 実技4教科まで含めた9教科を仕上げるには、2週間では足りない
  • 部活を引退して、平日に使える時間が増えている

テストの範囲表は、2週間前ごろに配られる学校が多いです。範囲表を待たずに、授業で終わったところから学校のワークを進めておくのが、3週間前スタートのコツです。

1日の勉強時間の目安

部活を引退した中3の場合の目安です。

時期 平日 休日
3週間前〜2週間前 2時間 4時間
2週間前〜1週間前 3時間 6時間
1週間前〜前日 3〜4時間 8時間

ただ、時間はあくまで目安です。

大事なのは「何時間やったか」より「何が終わったか」。ワークを何ページ進めたか、間違えた問題を何問解き直したかで、毎日の勉強を振り返ってください。時間だけを決めると、机に向かっているだけの時間が増えてしまいます。

後期中間テストまでの3週間の勉強計画表

テスト当日から逆算した、3週間の計画表です。この表をもとに、自分の学校のテスト日程に合わせて組み立ててください。

時期 5教科 実技4教科・提出物
21〜15日前
(範囲表が出る前)
授業で終わったところまで、学校ワークを1周。数学と英語を先に進める 作品・レポートの締め切りを確認。未提出のものを洗い出す
14〜8日前
(範囲表が出たら)
全教科のワークを範囲の最後まで1周。間違えた問題に印をつける。理科・社会の暗記を始める 範囲表を見て「提出物リスト」を作る。作品・レポートを仕上げる
7〜4日前 印をつけた問題だけを2周目。答えを見ずに解けるかを確認する 実技教科の筆記テスト対策。教科書とプリントを読み、用語を覚える
3日前〜前日 2周目でも解けなかった問題を3周目。暗記ものの総仕上げ。前日は新しい問題に手を出さない 提出物リストで、すべて出せる状態か最終確認。前日はしっかり寝る
テスト期間中 翌日の教科の暗記と、印のついた問題の見直し 提出物は期限の前日までに出す

ワークは「1周目で全体、2周目で間違えた問題、3周目でまだできない問題」の3周が基本です。答えを見ないで解ける状態をつくることが、点数につながります。勉強のやり方については「定期テストで点数が上がらない中学生へ。5教科一気に上げる3ステップ」でくわしく解説しています。

後期中間で内申を上げるための3つのポイント

① 範囲表が出たら、最初に「提出物リスト」を作る

ワーク、プリント、レポート、作品。9教科分の提出物を1枚の紙に書き出し、終わったら線を引いて消していきます。提出物は評定の「主体的に学習に取り組む態度」に直結します。出し忘れが1つあるだけで、評定が下がることもあります。

② 実技4教科を「前日の一夜漬け」にしない

音楽・美術・保健体育・技術家庭の「3→4」は、英語の「3→4」と同じ価値があります。筆記テストの範囲は狭いことが多いので、1週間前から1日20〜30分ずつ取り組むだけで点数が安定します。

③ 上げる教科を2〜3つに絞る

9教科すべてで1つずつ上げるのは、現実的ではありません。前期の通知表で「あと少しで上がりそう」な教科を2〜3つ選び、その教科は特にていねいに仕上げましょう。

テストが終わったら、すぐ受験モードへ

後期中間が終わったら、まず答案の直しをして、その日のうちに受験勉強に切り替えます。

12月からは、中1・中2の総復習、模試の復習、過去問が中心になります。志望校の合格者平均を確認して、「あと何点必要か」を教科ごとに分けておくと、やるべきことがはっきりします。高校ごとの目安は多摩高校・新城高校・高津高校の記事で解説しています。

よくあるご質問

Q. 後期中間テストがない学校はどうすればいいですか?

定期テストの回数を減らし、単元テストや小テストで評価する学校もあります。その場合は、1回ごとのテストと提出物の比重が大きくなります。評価の締め日がいつなのかを、学校の予定表や先生に確認してください。

Q. 三学期制の学校の場合はどうなりますか?

三学期制の学校では、2学期の期末テスト(11月下旬〜12月上旬ごろ)が同じ位置づけです。入試に使われるのは2学期の成績なので、この記事の計画表は「2学期期末」に置きかえて使ってください。

Q. 家だとどうしても勉強できません。

めずらしいことではありません。スマホやテレビがある家で、3〜4時間集中するのは大人でも大変です。勉強する場所を家の外に決めてしまうのが、一番効果のある方法です。

みやうち塾の後期中間テスト対策

テスト3週間前から「超勉祭」

みやうち塾では、学校ごとのテスト範囲に合わせて、定期テストの3週間前から「超勉祭」を行います。この記事でおすすめした「3週間前スタート」を、塾の仕組みとして実践しています。

通い放題で、テスト前は毎日来られる

「家では勉強できない」という中学生も、テスト前は毎日塾に来て、9教科の対策をすることができます。勉強する場所と時間が決まるだけで、勉強量は大きく変わります。

テスト範囲のカバー率を数字で管理

範囲のどこまで終わっているかを数字で管理し、テスト1週間前には範囲100%を目指します。宮内中・西中原中など、近隣の中学校のテストの特徴もふまえて対策します(西中原中・宮内中の定期テスト対策)。

まとめ:後期中間は「3週間前から・定期テスト優先」

  • 後期中間テストは、例年11月中旬〜12月上旬ごろ。中3にとっては内申が決まる最後のテスト
  • テストが終わるまでは定期テスト優先。ただし英単語と計算は毎日30分続ける
  • 勉強は3週間前から。範囲表を待たずにワークを進める
  • 1日の目安は、1週間前から平日3〜4時間・休日8時間
  • 提出物リストと実技4教科で、取りこぼしをなくす

「何から手をつければいいか分からない」

「家だと集中できない」

そんなときは、みやうち塾にご相談ください。後期中間テストまでの3週間、一緒に計画を立てて、内申を取りにいきます。

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